雨の小石川後楽園

フォクトレンダーの58mm f1.4を買った時にうれしくて、雨にも関わらず、日本庭園は雨が似合うという意味不明の理屈をつけて行った時のものです。

 実際、日本庭園はウエットな雰囲気が似合うと思ってはいますが。

 f1.4なんて明るいレンズをそれまで使ったことがなかったので、解放バカ一代になってほとんど絞りを開けたままでとっていた記憶があります。

西門から進んだ先にある一つ松ですが枝ぶりが立派で、見栄えのする松です。

その下でカモが毛づくろいをしていました。

何てことのない風景ですが、思い返すと単純に開放で撮るのが楽しくてしかたなかったんだろうなと思います。

円月橋は橋の下をとおる小川に橋のアーチが写ると満月のように見えるのですが、この日は光の加減でそうはなりませんでした。

このころはちょうど梅雨時で菖蒲が見頃でした。

雨の中、園内を歩き回り

 赤門に

さらに歩いて内庭へ至ります。

この当時はありませんでしたが、今では唐門（昔の後楽園への入り口）が再現されています。

 

実のところ大名庭園はそんなに好きではないのですが、小石川後楽園は四季折々の花が見られたりして、何度かリピートするくらい気に入っています。