奥入瀬渓流の紅葉(子ノ口~雲井の滝)



紅葉の奥入瀬渓流です。
奥入瀬渓流はいつ行っても良いところだそうですが、特に新緑と紅葉の時期が良いということで紅葉の時期に合わせて行ってみました。

朝から十和田湖畔の子ノ口駐車場に車を止めて遊歩道を歩きます。
ハイシーズンは駐車場がすぐ埋まるので早めに行くのが吉です。
まあ、ハイシーズンは一般車両進入禁止にしてバスのみにするとの話もあるので、今後は関係ないかもしれないですが。
 
 十和田湖から渓流入り口の水門までは流れが静かで、水の透明度の高さがわかります。
 光の加減では水面に紅葉が写り込むのですが、今回は光が足りなかったようです。


通行に支障のないところの倒木は自然のままというスタンスなんでしょう、倒れた木もそのままになって苔むしています。
 
 
奥入瀬渓流の特徴として、年間を通じて水量が一定(水門で調整してる?)なので流れの中の石や中洲に植生が生じて独特の景観を作っています。今更説明するまでのこともないほど有名ですが。
こうした独特の景観のおかげで一日歩いていても飽きません。(個人の感想です。)





名所の一つ万両の流れです。
渓流では所々に滝があって流れが早くなるところなどが名所になっています。
晴れた日に行くと輝度差で白飛びするので曇り気味の日に行っていますが、NDフィルタが濃すぎて露光時間が長くなり過ぎました。
散策するだけなら晴れてる方がいいのでしょうが、写真も撮ることを考えると難しいところです。

 
 
 


渓流の途中には所々に巨木が生えていて目につきます。

こちらは双子のように生えそろっていました。


名所の一つ銚子大滝です。
魚がこれ以上遡上できないので、別名魚止の滝とも言われています。
阿修羅の流れと並んで奥入瀬渓流では有名な場所になるので人が多いです。
滝の正面から見ると特徴があって面白いようですが、順番待ちで並んでいたのと三脚立てたまま長時間占有しているカメラマンがいたので、あきらめて滝の脇からなおざりに見て先へ進みます。
一度いいアングルから見てみたいものです。 

 


奥入瀬渓流は十和田湖カルデラの一部が崩れてできた谷を通っているとのことで、その時の名残か、崖が崩れて落ちたのか、巨石があちらこちらに転がっています。
噴火時の火山灰や軽石が圧縮されてできた溶結凝灰岩と言うのだそうですが、  こちらの岩石などは角があまり取れていないので、崖から剥がれ落ちてそんなに年月が経っていないものでしょうか。

 


不老の滝です。

遊歩道からは川の反対側なので望遠系のレンズでないと慎ましやかに写ります。


何とかの流れとか名前がついてそうな雰囲気ですが、 特に名前が付いている訳ではなさそうです。


 

 

木の陰に隠れてますが、白糸の滝です。

もう少し先に進んだ方が滝自体はよく見えますが、手前の木に特徴があってこっちがいいかなと。

 

 
 
 
特に何というところではないですが、何となくこういうアングルの絵が好きだというだけです。 
 
 
 
 
 
根元から二又に分かれているようにも見えますが、別々の木が左右対称に生えているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
8時前から歩き始めて雲井の滝についたのが、15時30分頃。
普通に歩けば3時間かからない距離ですが、ぼちぼち写真を撮りながらとは言え、ずいぶんとゆっくり歩いたものです。
子ノ口行きのJRバスは既に最終便が出発した後であせったのですが、臨時のシャトルバスの最終があって助かりました。
この時間でもまだ歩いている人がいましたが、山間部で日暮れも早く、当然日が暮れると真っ暗になるので、 せめてライトでも持っておかないと危ないなと思いました。
 
撮影にはSIGMAの超マイナーな24-35mm F2 DG HSM Artを使いましたが、線が細く四隅まで均一な写りをして、すごくいいレンズだと思いました。
ズームの倍率が1.5倍しかないのですが、それでも多少なりとも画角が調整できると便利なのは間違いないです。
できればこのレンズに見合うだけの技量を身に付けたいものですが・・・
 

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