北海道ツーリング2日目 2/3

 

風車と言えば昔はオントルイくらいのものでしたが、今ではどこでも生えています。

太陽光発電は見た目が完全にディストピアなので好きではないのですが、風車はのどかな感じがして割と好きです。


 

花咲ガニで有名な花咲漁港へやってきました。

落石もそうでしたが、海岸線には霧がかかっていて、こっちはいつもこうなんだろうなと思わされます。

海上には港を守るための巨大な堤防があります。

堤防が何か?と言われればそれまでですが、何もない自然の中で突然巨大な構築物があると、人間の営みってすごいなと改めて思うところです。


花咲へは残念ながらカニを食べに来たのではなく、根室車石という国の天然記念物を見に来ました。

瀬戸内で育ったので、海は穏やかなものだと昔は思っていましたが、太平洋の波は名前に反していつも高いなと思います。

船も揺れるので、正直太平洋航路の船はあまり好きではありません。


根室車石です。

一般的に見る柱状節理は東尋坊みたいに縦に亀裂が入っていますが、こちらは車輪のように放射状に亀裂が入っています。

詳しくはwikiに譲りますが、成り立ち的にこの地方以外であまり見られないめずらしいものだとか。



石やら地形の話を追い始めるとブラタモリ的になりそうです。


場所を移して、再びトーチカ跡(友知トーチカ)です。

わざわざ北海道まで来て見るようなものかと言われそうですが、納沙布岬までの途上にあるし、なかなか見られないものなので。


まさにコンクリートの四角い箱です。

裏側に入り口があって中に入れそうですが、何か人骨でも落ちていそうでためらわれます。(そんなはずないですが)


草むらにたたずむセロー号

オンロードだとちょっと考えてしまうところも、セローなら気軽に入れます。

いいバイクです。


このあとENEOS歯舞SSで給油して、日本最東端給油証明書をもらいました。

店員さんも元気のいいところで、こういうイベント的なものがあると旅の楽しみになります。

 

納沙布岬へ着きました。

行ってきましたのアリバイ的な写真ですが、本土最東端の碑は駐車場の方になおざりな感じであります。


昔からあったのか覚えてはいないのですが、最近こういうのが増えたような気がします。





先ほどのリベンジではないですが、昼食はカニ丼にしました。

カニ入りの味噌汁はサービスで出してくれました。

ありがたや。


根室というとこんな感じでひたすら牧場しかないという記憶でしたが、思った以上に人家が多く、しっかりした町があります。(失礼)

昔々に来た際に、目当てのキャンプ場が閉鎖されていて途方に暮れた記憶しかないので、根室=とんでもないところ、と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

道北とは違う形で最果て感を味わえるし、良いところです。




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