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白石川堤一目千本桜

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まだ絶賛冬の真っただ中ですが桜の話です。 しばれる東北の片田舎に住んでいると春がとても待ち遠しくなるのです。   宮城県の柴田郡の大河原駅から船岡駅のあたりにかけて、白石川の堤防に1000本以上の桜が植えられていて桜の名所になっています。 有名な桜スポットではありますが、以前仙台へ行った際にちょうど満開時期だったのに別の用事にかまけて立ち寄れなかったので、ある意味リベンジです。 だからと言って、そのためだけに仙台まで行くのかと考えると随分迷いましたが、次に行ける機会があるのかも分からないので決行です。 とはいえ、迷っていたせいで近くのホテルは満杯で、いささか離れたところにあるホテルしか予約が取れませんでした。 夕方頃に大河原駅に着き、ホテルへ向けて歩き始めると桜のライトアップがありました。 ライトアップ自体は小規模でしたが、出店はかなり出ているようで花より団子といったところでしょうか。 せっかくなので三脚を立てて撮影してみましたが、ISO100でも ノイズがのるところはある意味foveonらしいのかなと・・・   首都圏あたりの有名 スポットのライトアップに比べると寂しい限りですが、川面に桜の色が写っているのは良いですね。 少しだけ撮影したあとはホテルへ向かいます。 泊まったホテル自体は悪くはなかったのですが、周辺に食事ができる店がほぼなくてそこは往生しました。出店を覗いて何か食べておけば良かった。   翌朝は4時前に起きて撮影スポットの韮神堰へ歩いて向かいます。結構な距離があるので本当はタクシーを使いたいのですが、営業時間が朝6時からということで仕方ありません。 まだ暗いなかを急ぎ足で歩きますが随分遠かったです。 夜明け前に出たのは風の少ない朝の時間帯に着きたかったのと、人気撮影スポットで場所取り合戦が大変と書かれていたためで、これでも出遅れたかなと思っていました。 ところが現地に着くと誰もおらず拍子抜けです。 前日の気象条件がかなりよさげだったので今日は人出がないのか、三脚立てて日の出を待っていたのは自分を含めて2人だけでした。   ほぼ出オチ状態の絵ですが、ここは桜と冠雪した蔵王、それに特徴のある堰があって、誰が撮っても相応に絵になるスポットです。逆に言えば、普通に撮ると誰が撮っても同じようにしかならないということでもあり...

八甲田山ブナ二次林の紅葉

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ブナ林と言えば白神山地、関東方面なら美人林が有名と思いますが、青森では八甲田山や十和田湖周辺にも立派なブナ林があります。 特に国道103号線沿いのブナの二次林は比較的樹齢の若いブナが密集して生えていて、通ることがある度にここは美しいなと思います。     前日に車で蔦温泉へ行った帰りにブナの二次林を通ったのですが、ピークを迎えたブナの紅葉が日に透けて美しく、翌日改めてセロー号で再訪しました。 この辺りは車を駐車できるような場所もなく観光バスも通るため、路駐などとてもできないのでセローで再訪したのですが、路肩が思った以上に狭く、かつ路肩を外れると即林に落ちるので、どうするかは結構悩みました。 結果的には道路標示版の基礎が路外に張り出していたので、その根元に止めてどうにかという感じですが、どうにも尻が落ち着きませんね。   ちなみに、二次林というのは、もともとあった林が伐採されたあとに二次的に成立した林なのだそうです。 もともと十和田周辺の平地で牛馬の牧畜がされていたものが、日露戦争や第一次大戦の影響で軍馬の需要が増えると、平地の牧場は軍馬の生育が主になって、押し出された形の牛馬の牧畜のため八甲田のブナ林が切り開かれて放牧場になったのだそうです。 ブナの実は6~7年に一度しか豊作にならず、一度ブナの森がなくなると生育の早いササなどに覆われてしまい、本来ブナが成長しにくい環境になるのだそうですが、放牧された牛馬がササを旺盛に食べるので、ブナの実から芽を出した幼木にも日が当たり育つことができたのだそうです。 本来のブナ林は、幼木から年経た大木までまちまちに生えていますが、この二次林は先のような経緯があるので、同じようなタイミングで生えたブナが成長したため、今のようなある意味整然とした林になったということでした。 このあたりの話は、奥入瀬フィールドミュージアムのHPに書かれています。         前日は天気が良かったのですが、この日は曇り時々晴れというところで前日ほどの華やかさはありません。しかし、このタイミングで来られただけでも僥倖と思うべきなのでしょう。     ダイナミックレンジがあまり広くないカメラなので露出をアンダー目に撮るのが習性のようになっていますが、陽の入ったタイミング...

初秋の散歩

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西の方ではまだ暑い日が続く中、北東北は朝晩もかなり涼しくなり秋の雰囲気となってきました。 ブログのタイトルに反して、冬場以外はあまり散歩していないのですが、今更感のある初コロナ感染後の体力回復を兼ねて歩いてみました。 歩く道は、いつも変わり映えのしない海沿いの道ですが。   海沿いにある桜並木の道ですが、残念ながら咲いている時に通ったことがありません。 春先になると、ついつい有名な桜スポットへ出かけてしまうので、通勤以外で地元の桜を見る機会があまりありません。よくない傾向ですね。 とはいえ、今年の地元の桜はウソ(野鳥)の食害で良くなかったようです。 有名な岩手の小岩井農場の一本桜も今年は同様にウソの食害でかなり花が少なかったようですが。 こういうものも温暖化の影響があるんでしょうか。   田舎暮らしで気に入っているのは自然が豊かなのはもちろん、空が広いことだと思っています。 特に海は視界が開けているので、雲の表情が複雑な時は見ていて飽きないです。 こういう時はMerrill世代のfoveonが良かったろうなと思ったりします。   コスモスが咲いていましたが、少し盛りを過ぎたかなという感じでした。 コスモスは秋の花とばかり思っていましたが、夏に咲くものもあるそうです。 北東北では夏に咲く花は遅く、秋に咲く花は早めに咲き、夏の短さを思わせます。   海沿いには漁師さんの家や漁師小屋が並んでいます。 気が向いたらぼんやり海を眺めたりできそうでちょっといいなと思う反面、海が荒れると怖そうかなとも思います。               新しめの船が泊まっていました。海の向こうの国では、こういう写真を撮っただけで逮捕されることもあるそうなので、自由な国に生まれて良かったなと。 船が主役のはずなんですが、海と空の雰囲気が良くてそちらに引っ張られました。   茶色に干からびた紫陽花の中で、枯れながらもまだ色を残しているものがありました。咲いた時期が遅かったのか、他のものと何か違うのか、少し不思議な気がしました。         

仏ヶ浦

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青森県の下北半島西岸にある仏ヶ浦 下北半島の山地(いわゆるまさかり形の刃の部分)が火山の噴火で形成された際に堆積した火山灰が凝縮してできた、緑色凝灰岩という岩から形成されているそうです。 緑色という名の割には、仏ヶ浦に緑色のイメージはないですが。 本州最北の下北半島で、さらに恐山山地を越えるか佐井村あるいはむつ市脇ノ沢から観光船に乗るかなので、観光地としてはなかなか(距離的に)ハードルの高い立地にあります。 仏ヶ浦の全景を見る場合は、道路沿いにある展望台から見るか、観光船で沖合から見ることになります。 山地がそのまま海に落ちるような切り立った断崖が続いており、道路が整備されるまでは地元の人が船だけでたどり着けるような秘境的な場所だったそうです。 アプローチの道路は酷道、険道とは言いませんが、一部狭くて曲がりくねった道になっています。 道路からのアプローチでは駐車場から海岸まで歩いて登り降りすることになります。 高低差は100mほどらしいのですが、それなりの坂道を下り、最後は急な階段を降る必要があります。登山しない人間には高低差100mと言われてもピンとこないのですが、運動不足のおっさんには厳しい道のりでした。(特に登りが。)  階段を下った際の写真で、木の葉の間から船着き場がチラッと見えていますが、結構な高さが感じられます。 体力のない人は観光船でのアプローチが良いかもしれません。(滞在時間は30分になるので、来た・見た・帰った的な観光になるとは思いますが。)    階段を降りた近くに船着き場があります。 この日は天気が良い割には人が少なく快適でした。(そもそも到着時間が遅かったのですが。)     時期的には6月頃でしたが、浜には黄色い花が群生していました。 花の種類はよくわからないのですが、ミヤコグサというものでしょうか。   ちゃんと絞って撮りましょう。  岩にはそれぞれ名前がつけられていて、こちらの岩は岩龍岩(の一部)だったと思います。 写真ではわかりづらいのですが、岩はそれぞれかなりの高さがあります。 レンズ的にはこの日持ち出していた28mm相当くらいでは少し狭く、24mmくらいはあった方がいいかと思います。超広角でインパクトを出しても面白いかもしれません。 岩場に営巣しているの...