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波崎海洋研究施設

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霞ヶ浦へ行く用事があったので、ついでという訳でもありませんが神栖市にある波崎海洋研究施設を見に行って来ました。 見ると言っても部外者が立ち入りできるものでもないので、外観を見るというだけですが。 施設は一本の橋脚で支えられた桟橋が沖合400mほどまで伸びています。     砕波帯の地形変化を観測するために作られたのだそうで、波による砂の堆積だったり浸食だったり、その他諸々の研究に必要なデータを取るための施設だそうです。 ちなみに砕波帯とは、 「波打ちぎわと砕け波の沖側限界との間をいう。通常100~200mの幅だが、海底が著しく平坦なところでは数段にわたって砕けるため、数百mの幅を指す。磯波帯(砕波帯)には、砕け波によって形成された沿岸州とその内側に沿う溝があり、外洋に面した波の大きい海岸では数段の沿岸州が見られる。(地学辞典より)」 だそうです。 理解が難しいのですが、波の大きさより海底面が高くなると波が崩れて前へ倒れてくる(波が崩れながら波打ち際へ向かって滑ってくるような感じ?)になるというような話らしいです。 学術的なことはよくわかりませんし、絶景とか映えるとかそういう類のものでもないのですが、希少な施設ということで一度は来てみたいなと思っていました。   この日は昼間はよく晴れましたが、夕方近くに前線が通過したようで空模様が面白い感じになっていました。 すっきり晴れた空も悪くないですが、こういった雲の表情が複雑な時もいいと思います。       桟橋の他に機材類が置いてあると思しき建屋があります。 左のジムニーの人たちは施設とは全く関係なくオフロード走行に来ているジムニストの人たちでした。 アンダートーンにしてみましたが、SFチックな未知の惑星の前哨基地と偵察に向かうローバー隊みたいな妄想がはかどります。  マンガばかり読みすぎですね。 風がそれなりに強かったので一部風紋ができていました。 海側は砂が湿ってそこそこ固く締まっているので風紋にはなりませんが、もう少し広い範囲できれいに風紋ができていればなぁ、とも思います。   天候が荒れるとかなり潮が上がってくるのか、砂防堤の一部が壊れていました。  時代が時代なら馬防柵を破壊して蛮族が進入した跡に見える・・・かもしれない? ...

白石川堤一目千本桜

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まだ絶賛冬の真っただ中ですが桜の話です。 しばれる東北の片田舎に住んでいると春がとても待ち遠しくなるのです。   宮城県の柴田郡の大河原駅から船岡駅のあたりにかけて、白石川の堤防に1000本以上の桜が植えられていて桜の名所になっています。 有名な桜スポットではありますが、以前仙台へ行った際にちょうど満開時期だったのに別の用事にかまけて立ち寄れなかったので、ある意味リベンジです。 だからと言って、そのためだけに仙台まで行くのかと考えると随分迷いましたが、次に行ける機会があるのかも分からないので決行です。 とはいえ、迷っていたせいで近くのホテルは満杯で、いささか離れたところにあるホテルしか予約が取れませんでした。 夕方頃に大河原駅に着き、ホテルへ向けて歩き始めると桜のライトアップがありました。 ライトアップ自体は小規模でしたが、出店はかなり出ているようで花より団子といったところでしょうか。 せっかくなので三脚を立てて撮影してみましたが、ISO100でも ノイズがのるところはある意味foveonらしいのかなと・・・   首都圏あたりの有名 スポットのライトアップに比べると寂しい限りですが、川面に桜の色が写っているのは良いですね。 少しだけ撮影したあとはホテルへ向かいます。 泊まったホテル自体は悪くはなかったのですが、周辺に食事ができる店がほぼなくてそこは往生しました。出店を覗いて何か食べておけば良かった。   翌朝は4時前に起きて撮影スポットの韮神堰へ歩いて向かいます。結構な距離があるので本当はタクシーを使いたいのですが、営業時間が朝6時からということで仕方ありません。 まだ暗いなかを急ぎ足で歩きますが随分遠かったです。 夜明け前に出たのは風の少ない朝の時間帯に着きたかったのと、人気撮影スポットで場所取り合戦が大変と書かれていたためで、これでも出遅れたかなと思っていました。 ところが現地に着くと誰もおらず拍子抜けです。 前日の気象条件がかなりよさげだったので今日は人出がないのか、三脚立てて日の出を待っていたのは自分を含めて2人だけでした。   ほぼ出オチ状態の絵ですが、ここは桜と冠雪した蔵王、それに特徴のある堰があって、誰が撮っても相応に絵になるスポットです。逆に言えば、普通に撮ると誰が撮っても同じようにしかならないということでもあり...

八甲田山ブナ二次林の紅葉

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ブナ林と言えば白神山地、関東方面なら美人林が有名と思いますが、青森では八甲田山や十和田湖周辺にも立派なブナ林があります。 特に国道103号線沿いのブナの二次林は比較的樹齢の若いブナが密集して生えていて、通ることがある度にここは美しいなと思います。     前日に車で蔦温泉へ行った帰りにブナの二次林を通ったのですが、ピークを迎えたブナの紅葉が日に透けて美しく、翌日改めてセロー号で再訪しました。 この辺りは車を駐車できるような場所もなく観光バスも通るため、路駐などとてもできないのでセローで再訪したのですが、路肩が思った以上に狭く、かつ路肩を外れると即林に落ちるので、どうするかは結構悩みました。 結果的には道路標示版の基礎が路外に張り出していたので、その根元に止めてどうにかという感じですが、どうにも尻が落ち着きませんね。   ちなみに、二次林というのは、もともとあった林が伐採されたあとに二次的に成立した林なのだそうです。 もともと十和田周辺の平地で牛馬の牧畜がされていたものが、日露戦争や第一次大戦の影響で軍馬の需要が増えると、平地の牧場は軍馬の生育が主になって、押し出された形の牛馬の牧畜のため八甲田のブナ林が切り開かれて放牧場になったのだそうです。 ブナの実は6~7年に一度しか豊作にならず、一度ブナの森がなくなると生育の早いササなどに覆われてしまい、本来ブナが成長しにくい環境になるのだそうですが、放牧された牛馬がササを旺盛に食べるので、ブナの実から芽を出した幼木にも日が当たり育つことができたのだそうです。 本来のブナ林は、幼木から年経た大木までまちまちに生えていますが、この二次林は先のような経緯があるので、同じようなタイミングで生えたブナが成長したため、今のようなある意味整然とした林になったということでした。 このあたりの話は、奥入瀬フィールドミュージアムのHPに書かれています。         前日は天気が良かったのですが、この日は曇り時々晴れというところで前日ほどの華やかさはありません。しかし、このタイミングで来られただけでも僥倖と思うべきなのでしょう。     ダイナミックレンジがあまり広くないカメラなので露出をアンダー目に撮るのが習性のようになっていますが、陽の入ったタイミング...